ビデオ。イルピンの廃墟の中で演奏するピアニスト

更新日:

ビデオ。イルピンの廃墟の中で演奏するピアニスト

イルピン文化会館の廃墟は、4月26日にリトアニアのピアニスト、ダリウス・マジンタスによるショパンの夜想曲の演奏の感動的な背景となった。

イルピン文化会館の廃墟は、4月26日にリトアニアのピアニスト、ダリウス・マジンタスによるショパンの夜想曲の演奏の感動的な背景となった。

野外コンサートのビデオはウクライナの証人によって公開され、マジンタスのパフォーマンスとキエフ郊外の破壊の様子が映されている。マジンタスさんは「これを見て心が張り裂けそうになった。なぜなら、これだけの期間にこれほど多くのものを破壊し、これほど多くの人を殺すのは恐ろしいことだからだ」と語った。

リトアニアの公共放送であるLRTとのインタビューで、マジンタス氏はイルピンがこの公演に選ばれた理由を説明した。通訳によると、同氏は「インフラ面で大きな被害を受けた都市キエフに近い」と語った。 「アーティストとしての私にとって、それは非常に象徴的なものでした。すぐ近くでは、ウクライナ人がロシア軍を撃退し、追放した。」

また、ショパンの音楽を選んだ理由について、「音楽は感情の集合体なので、ショパンの音楽はこの劇的な状況に適していました。彼の音楽にはたくさんのドラマ、痛み、希望、光があります。さまざまな感情や感情を音楽を通して表現したいと思いました。」

このコンサートは、マジンタス氏が芸術監督を務めるカナダの慈善団体「Looking at the Stars Foundation」の後援を受けた。