ヴィクトール・オルバン氏、EPPのマンフレッド・ウェーバー氏を「ハンガロフォビア」とレッテル貼り

によるユーロニュース

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ハンガリー首相は、ドイツの政治家で欧州人民党(EPP)党首のマンフレッド・ウェーバー氏を「ハンガリー恐怖症」と表現した。

オルバン氏はベルリンでのラジオインタビューで、「マンフレッド・ウェーバーには、心に迫る目標がただ一つある。それはハンガリーに損害を与えることだ」と語った。

ウェーバー氏は議会最大政党である欧州人民党の党首。

これは、ウェーバー首相が6月14日にブダペストを訪問し、オルバン首相のライバルであるピョートル・マジャール氏を保守与党ブロックに加わるよう招待した後の出来事である。

オルバン首相は2021年に自身のフィデス党をEPPグループから脱退した。

ハンガリーの中道ティサ党、オルバン氏の懸念

ペテル・マジャール氏率いるハンガリーの中道政党ティサ党は、6月初旬のEU総選挙で、オルバン氏の同盟者であるフィデス氏やキリスト教民主党を破り、ハンガリーの全21議席のうち7議席を獲得した。

この勝利により、フィデスの存在感は13から11に減った。2人の左ウイングと1人の超国家主義者がハンガリーのラインナップを完成させた。

オルバン首相はインタビューで、ウクライナ戦争へのEUのさらなる関与に反対した。

「彼らは今でも、戦争を望んでいる、あるいは戦争に向かって進んでいるヨーロッパ諸国の共同体にハンガリーを押し付けようとしている。私たちはそんなことを避けなければなりません」と彼は言った。

国家主義者の指導者は長年、西側諸国がウクライナに軍事援助を提供することに反対してきた。

彼はまた、ウクライナへの本格的な侵攻にもかかわらず、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領との緊密な関係を維持してきた。

EU最高裁判所が難民関連法の施行を怠ったとしてハンガリーに数百万ユーロの罰金を課した問題について、オルバン首相は、ウクライナ戦争に対する自身の立場が裁判所の決定の背景にあるのではないかと述べた。

「移民罰金と戦争と平和の問題の間には密接な関係がある。」

欧州司法裁判所は先週、ハンガリーに対し、以前の判決にも関わらず域内の亡命規則に執拗に違反したとして2億ユーロの罰金に加え、今後従わなかった日ごとに追加で100万ユーロの支払いを命じた。

オルバン首相はまた、オランダのマルク・ルッテ首相がNATOの新事務総長に就任することへの承認についても語った。

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