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イーロン・マスク氏が「宇宙の本質を理解する」ことを目的とした新しいAI企業xAIの立ち上げを発表。
Twitterのオーナーであり、TeslaとSpaceXのCEOでもあるイーロン・マスク氏は、xAIと呼ばれる新しい人工知能(AI)企業を立ち上げた。
同社は億万長者が率いており、OpenAI、Google、Microsoftなど複数の大手企業に携わってきたトップAI研究者やエンジニアも数名含まれている。
今年4月、マスク氏は元FOXニュース司会者のタッカー・カールソン氏とのインタビューで、自身のAI企業を立ち上げる計画を発表した。
彼主張した同氏の新しいAIスタートアップは、偏見があると同氏が言う人気のAI企業に代わるものであり、「宇宙の性質を理解しようとする最大限の真実探求型AI」として機能するだろうと述べている。
OpenAIの人気AIチャットボットChatGPTの登場以来、マスク氏はAIの開発を批判し、AIモデルプロバイダーによる規制を公に呼びかけてきた。
マスク氏は2018年に取締役を辞任するまでOpenAIの初期資金提供者の1人だったが、同社の規制に対する批判を強め、公の場で何度も批判した。
「何かが非営利のオープンソースでありながら、どういうわけか営利目的のクローズドソースに変わるというのは奇妙に思えます」とマスク氏言ったCNBCのインタビューで語った。
彼はまたある記事でこうも言ったツイート12月には「AIを覚醒させるように訓練すること、つまり嘘をつくことの危険性は致命的である。」
xAIのWebサイト同社は「宇宙の真の性質を理解する」ことを目指していると述べ、AIが将来引き起こす危険性についてのマスク氏の懸念を反映している。
水曜日の夜、Twitter Spacesのイベント中にマスク氏は説明したxAI は道徳をプログラムするのではなく、「最大限に好奇心をそそる」AI を作成する予定だということです。
「AIが宇宙の本質を理解しようとするのであれば、それがAIの安全性の観点から私が思いつく最良の方法だ」とマスク氏は語った。ロイター。
「人類は非人類よりもはるかに興味深いという観点から、それは親人類になると思います。」
新しいAI企業の発表は、マスク氏が契約に署名してからわずか数カ月後に行われた。公開書簡潜在的なリスクを理由にAI開発の一時停止を求めている。