投獄された英国の極右活動家トミー・ロビンソンの支持者と中傷者がロンドンで抗議活動へ

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警視庁の司令官は集会に先立ち、「今週末に予定されているような抗議活動は緊張と無秩序を生み出す可能性があることが経験からわかっている」と述べた。

投獄されている英国の極右活動家トミー・ロビンソン(本名スティーブン・ヤクスリー=レノン)の支持者らは土曜午後、釈放を求めてロンドン中心部で抗議活動を行う。

「Stand Up to Racism」や「Stop Tommy Robinson」などの団体が主催する反対デモも開催される予定だ。

ロンドン警視庁は両集会に地理的条件と時間的条件を課した。

カイル・ゴードン司令官は「今週末に予定されているような抗議活動は、その日だけでなく長期的にも緊張と無秩序を生み出す可能性があることが経験からわかっている」と述べた。声明。

36歳のロビンソンは、イングランド・ディフェンス・リーグの元リーダーである。同氏は昨年のレイプ裁判の場外での生中継を巡り、7月に懲役9か月の判決を受けた。

ロンドン中心部のオールド・ベイリー裁判所の判事らは、ロビンソン氏のフェイスブック・ライブビデオは「自警行為」を奨励しており、一部の被告に対して「積極的に対峙し撮影」しており、報道規制に違反していると述べた。

しかし、ロビンソンと彼の弁護士リチャード・ファーロングは、彼が提供したのはすでにパブリックドメインになっている情報だけであると主張した。

ロビンソン氏の支持者は、ロビンソン氏が「政治犯」であると主張し、判決以来、ロンドンとマンチェスター(同氏が刑期を執行している)で抗議活動を行っている。

人種差別に立ち向かい、人種差別に対して団結すると述べたFacebookで彼らは「ナチスが私たちの街を無抵抗で行進することを許すことはできない」と主張した。

「私たちは、体制の上層部からますます常態化しつつある人種差別に対抗するという課題に直面している。ここの極右勢力はロビンソンの屈辱を受けて劣勢に立たされているかもしれないが、それは消えていない」と彼らは書いている。

ロビンソン氏が法廷侮辱罪で投獄された後に開催された2018年6月の集会では、1万5000人もの人がロンドン中心部を行進した。警察官5人が負傷し、抗議活動参加者数人が拘束された。

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