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ハリー王子とその妻メーガン妃は、双方の合意によりストリーミング大手Spotifyとの数百万ドル規模の契約を終了する。
ハリー王子と妻メーガン妃はSpotifyと袂を分かち、有利なポッドキャスト契約を終了した。
先週ポッドキャスト部門で200人の人員削減を発表したストリーミング大手の同社にとって新たな打撃となったが、王室夫妻は「袂を分かつことに双方合意した」との声明を発表した。
スポティファイはメーガン妃のポッドキャスト「アーキタイプズ」の12エピソードのみを2022年8月から配信しており、9月の故エリザベス女王の死去を受けて休止していた。
2020年末に結ばれたこの契約は、2500万ドル(約2280万ユーロ)という驚異的な価値があると言われており、同年英国を離れてカリフォルニアに向かう決定を受けて王室が署名した最も重要な商業契約の1つとなった。
メーガン妃がマライア・キャリーやセリーナ・ウィリアムズなどの著名なゲストに女性に押しつけられる固定観念についてインタビューする番組『アーキタイプ』は成功を収め、チャートのトップを走り、昨年12月のピープルズ・チョイス・アワードで最高のポッドキャスト賞を受賞した。
スポティファイとハリー王子とメーガン妃のコンテンツ制作レーベル、アーシュウェル・オーディオの両社は声明で、「私たちが一緒に作ったシリーズを誇りに思う」と述べた。
コンテンツの不足
一部のメディアは、Archewell Audioが制作していたコンテンツのレベルに対するSpotifyの不満を報じており、それが最終的に提携解消につながったという。
この契約が最初に発表されたとき、同社はいくつかのシリーズを発売する予定だった。
一部のアメリカのメディアは、王室夫妻の生産性が十分ではなく、その結果として契約条件を正しく履行しなかったと主張している。
アーシュウェルの広報担当者メーガン妃は「別のプラットフォームでアーキタイプの視聴者向けにさらに多くのコンテンツを開発し続けている」と述べた。
王室と距離を置いて以来、ハリー王子とミーガン夫妻は、Netflixでの自分たちの生活についての親密なドキュメンタリーシリーズや、ペンギン・ランダムハウスでのハリー王子の暴露自伝のリリースなど、数多くのメディア事業を立ち上げてきた。