によるAP通信
公開日
この記事をシェアする
トルコ大統領は、両首脳の間で続いている舌戦を激化させ、マクロン氏はフランスにとって「厄介な存在」だと述べた。
トルコ大統領は、フランスのエマニュエル・マクロン大統領に対する激しい攻撃を新たにし、フランスが彼をすぐに排除することを望んでいると述べた。
レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領はイスタンブールでの金曜礼拝後に演説し、フランスにとってマクロン氏は「問題」であると呼び、同氏の指導下でフランスは危険な時期を迎えていると述べた。
エルドアン大統領は「私の願いはフランスがマクロン問題をできるだけ早く解決することだ」と語った。そうでなければ、フランスは国内の社会的不正義に対する黄色いベストの抗議運動を克服することはできないだろうとエルドアン大統領は主張した。
エルドアン大統領はまた、フランスはナゴルノ・カラバフ紛争の平和的解決を促すために1990年代に設立されたミンスクグループの仲介者としての信頼を失ったと述べた。この紛争ではフランスはアルメニア側に味方し、トルコはアゼルバイジャン側についた。
エルドアン大統領のコメントは、両指導者からの厳しいレトリックの中で出された。両国関係は、エルドアン大統領がフランスのイスラム嫌悪と特徴付けるもの、東地中海とリビアのエネルギー紛争など、多くの問題をめぐって緊張している。
エルドアン大統領は10月、預言者ムハンマドの風刺画を擁護するためマクロン大統領に頭部の検査が必要だと述べた。
当時、フランス当局はトルコのフランスに対する「プロパガンダ」を非難し、パリは協議のため駐トルコ大使を召還した。
フランス大統領府は10月のエルドアン大統領の発言に対し、異例に強い言葉で「行き過ぎや無礼は手段ではない」「侮辱は受け入れない」と述べ、エルドアン大統領の「危険な」政策の変更を求めた。