エジプト、ガザでの2日間の停戦と人質4人の解放を提案

によるユーロニュースAP

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エジプトのアブドルファッタハ・アル・シシ大統領がこのような計画を公に提案するのは今回が初めてである。

エジプトはイスラエルとハマスの間で2日間の停戦を提案し、その間にガザで拘束されている人質4人が解放されるとしている。

アブドルファッタハ・エル・シシ大統領は日曜、カイロで講演し、この提案には一部のパレスチナ捕虜の釈放やガザ地区への人道支援物資の提供も含まれていると述べた。

エジプト、カタール、米国が主要な仲介者となっている。エジプト大統領がこのような計画を公に提案するのは初めて。イスラエルやハマスからの即時反応はなかった。

エル・シシ氏は、この提案は「状況を前進させる」ことを目的としていると述べ、2日間の停戦が発効すれば、それを恒久化するために交渉が継続されると付け加えた。

11月に1週間にわたって戦闘が休止され、パレスチナ人捕虜240人と引き換えに人質105人が解放されて以来、11か月にわたり停戦は実現していない。

一方、イスラエルのモサド長官は日曜日、カタール首相およびCIA長官と会談するためドーハを訪れた。

10月7日の攻撃のヘブライ語記念日を祝う日曜日の政府記念式典で、イスラエル国防大臣ヨアヴ・ギャラントは「軍事作戦によってすべての目標を達成できるわけではない」と述べた。同氏は、人質を返還するには「痛みを伴う妥協が必要になるだろう」と付け加えた。

エジプトの提案は、今月初めのイランの弾道ミサイル攻撃に対抗してイスラエルがイランを攻撃した翌日に発表された。イランの最高指導者は、報復を呼び掛けるまでには至らず、今回の攻撃を「誇張したり軽視したりすべきではない」と述べた。これはイスラエルにとって宿敵に対する初の公然攻撃となった。

この銃撃戦により、イスラエルと米国がイランとその代理勢力(ハマスやレバノン過激派組織ヒズボラを含む)との間で全面的な地域戦争が始まるのではないかとの懸念が高まっている。レバノンでは、イスラエルが今月初めに地上侵攻を開始した。ガザ戦争に端を発した低レベル紛争の年。

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