ロシア当局は3月の選挙でプーチン大統領に対抗する2人の候補者を承認

によるユーロニュースAP

公開日

この記事をシェアする

24年間権力の座にあるプーチン大統領に、いかなる強力なライバルも勝つことはほぼ不可能だろう。

ロシアの国選委員会は、3月の選挙でウラジーミル・プーチン大統領と争う最初の2人の候補者を登録したが、この選挙ではプーチン大統領が勝利することがほぼ確実となっている。

同委員会は、3月15日から17日までに行われる選挙への立候補を、国家主義の自由民主党のレオニード・スルツキー氏と新人民のウラジスラフ・ダワンコフ氏を承認した。

どちらの候補者も、2000年に大統領に就任して以来、ロシア政治を支配してきたプーチン大統領にとって重大な挑戦となるわけではない。両党の両党は、プーチン大統領の権力基盤政党である統一ロシアが支援する法案を主に支持してきた。

スルツキー氏は下院外交委員長として、クレムリンの外交政策を著名に支持してきた。 2018年の前回大統領選挙では、同党の候補者の得票率は6%未満だった。

一方、ダワンコフ氏は下院議会の副議長を務めている。彼の党は2020年に設立され、定数450の議院で15議席を保持している。

共産党はニコライ・ハリトーノフ氏を候補者として掲げているが、選挙管理委員会は同氏を正式に登録していない。ハリトーノフ氏は2004年の党候補者であり、プーチン氏に次ぐ2位となった。

一方、ウクライナの和平を求める政治家は先月、委員会によって拒否された。エカテリーナ・ドゥンツォワ氏の支持者グループによる最初の指名は、彼女の書類にスペルミスなどの誤りが含まれていたという理由で拒否され、最高裁判所は最終的に決定に対するドゥンツォワ氏の上告を棄却した。

プーチン大統領自身は無所属で出馬している。ロシアの法律では、無所属の候補者は少なくとも500人の支持者から推薦されなければならず、また40以上の地域から少なくとも30万の署名を集める必要がある。

アクセシビリティのショートカットに移動