によるユーロニュースとAP通信、AFP通信
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ギリシャは、この夏すでに山火事の被害が出ているエヴィア島での火災を含む少なくとも2件の新たな火災を受けて、消防機と地上部隊を緊急発進させた。
ギリシャ当局は首都アテネ近郊とエヴィア島で新たな火災と闘っている。
最初の火災は月曜日の朝にエヴィアで発生し、今月初めに10日間以上燃え続けた火災によって全滅した。
強風により炎を抑える取り組みが困難になっているため、フィジアでは2つの地区が避難している。
アテネ北西のビリア地区では2件目の火災が発生しており、大規模な火災は5日間燃え続けた後、金曜日に鎮火した。
アテネ通信社(ANA)によると、火災はアテネ北東200キロの海辺のリゾート地マルマリに向かっており、当局はボートで住民を避難させる準備も進めていたという。
ギリシャ消防当局は、この活動を支援するために消防ヘリコプター、水爆撃機、地上部隊を緊急発進させた。
ギリシャでは7月末以来、合計11万6000ヘクタール以上が焼かれている。エヴィアやペロポネソス半島の一部、首都郊外では数百軒の家や中小企業が破壊された。
この夏、ボランティアの消防士を含む2人が死亡し、少なくとも4人が火傷で入院した。
国民保護当局は日曜日、ギリシャでは国内の複数の地域で火災が発生する「高い危険性」があると警告していた。
科学者らは、石炭、石油、天然ガスの燃焼による気候変動がより極端な現象を引き起こしていることにほとんど疑いの余地はないと述べている。