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スペインは10カ月ぶりに本格的な政権を樹立する予定だ。
スペインは10カ月ぶりに本格的な政権を樹立する予定だ。
マリアノ・ラホイ首相代行はフェリペ国王から新政権樹立への議会の支持を求める委任を受け入れ、3度目の総選挙を回避した。
同氏が率いる保守的な人民党は、12月と6月に行われた2回の決着のつかない世論調査で第1位となったが、過半数には届かなかった。しかし今、野党社会党は、同氏が少数政権を率いることを可能にするだろうと主張している。
ラホイ首相は火曜日、「人民党と社会党の間に合意はない」と述べた。
社会党は同氏の二期目への立候補を阻止し続けるのではなく、今後行われる信任投票で棄権することを選択した。
スペインのラホイ首相、国王の樹立要請を受け入れるhttps://t.co/mN5uRnO91i
— POLITICOヨーロッパ (@POLITCOEurope)2016 年 10 月 25 日
「少数派による統治が困難を伴うことは十分承知しています。しかし、もし私の党や私が日和見的な同盟を支持してスペインに対する責任を放棄する誘惑に駆られるだろうと一瞬でも考えた人がいたら、それは完全に間違っています。」
社会党は議会での立場をめぐる内紛に依然として動揺しており、現在新たな指導者を探している。しかし暫定監督のハビエル・フェルナンデスは、トップの新チームにとって物事を簡単にはさせないだろうと警告した。
同氏は、「いかなる場合でも、ラホイ政府に安定を与えたり、予算を承認したりするつもりはない」と述べた。
議会は水曜夜に信任討論を開始する。投票自体は木曜日に行われる予定で、ラホイ氏が政権を維持するには過半数の議員のゴーサインが必要となる。
同氏が過半数を達成できなかった場合、48時間後に再投票が行われ、政党は棄権できることになり、社会党がラホイ氏率いる少数政権樹立への道を開くことになる。それは週末になる可能性が高いです。
ロイター通信と