ハンガリー、感染者急増で1日当たりの新型コロナウイルス感染症死亡者数が記録的な打撃に見舞われる

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ハンガリーでは過去24時間で新型コロナウイルス感染症による死亡者数が195人を記録し、パンデミックが始まって以来、1日当たりの死者数としては最多となった。

この病気で治療を受けている患者の数も1万300人近くに増加し、最近の感染者急増が始まった時点の入院者数の約3倍となった。

コロナウイルスによる1日当たりの死者数が193人というこれまでの記録は12月初旬に報告された。

ジョンズ・ホプキンス大学によると、ハンガリーは人口100万人当たりの新型コロナウイルス感染症による死亡者数が世界で7番目に多い。

英国変異種に関連した陽性者数の急増により、ここ数週間でハンガリーの医療システムに前例のない負担が生じている。

当局は新たな制限やワクチン接種プログラムの強化でウイルスの蔓延を食い止めようとしている。同国では現在夜間外出禁止令が出されており、学校、商店、レストランは引き続き閉鎖されている。

一方、人口の約14％が国内で認可されている5種類のワクチンのうち1種類の初回接種を受けている。

ハンガリーは欧州医薬品庁からまだ認可されていないロシアのスプートニクVワクチンを購入し、投与を開始した最初のEU諸国となった。

ピーター・シジャルト外相はフェイスブックで、同国は水曜日に中国製シノバック・ジャブを10万回分受け取る予定だと述べた。