男女平等の進展は「遅すぎる」とOECDが指摘

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経済協力開発機構(OECD)によると、西側諸国は男女平等に関する目標達成にほとんど進んでいない。

その報告書では、「男女平等の追求:険しい戦い」と35人からなる団体は言う。進歩が遅すぎるそして、社会的、経済的生活のあらゆる分野で男女間の格差が根強く残っていると述べ、厳しい行動喚起と称するものを発表した。

多くの国が職場でのハラスメントなどの問題への取り組み、教育の機会の改善、賃金格差の削減に向けた措置を講じているが、OECDの報告書は、2010年以来ほとんど変わっていないという賃金格差が続いていることを浮き彫りにしている。

OECDによると、フルタイム労働者のうち女性の平均収入は男性よりも15%近く低く、英国やドイツなど一部の特に裕福な国はこの数字を上回っている。

働く女性の割合は増加していますが、女性はキャリアアップの機会を失い、男性よりも差別に直面する可能性が高くなります。

OECDは、各国には更なる行動をとるべき経済的・社会的理由が強いと主張している。

男女間の賃金格差

正社員の男女平均収入の差
出典: OECD 2015

  • ベルギー 3.3%
  • イタリア 5.6%
  • ギリシャ 6.2%
  • トルコ 6.9%
  • ハンガリー 9.5%
  • フランス 9.9%
  • スペイン 11.5%
  • スイス 16.9%
  • ドイツ 17.1%
  • イギリス 17.1%
  • カナダ 18.6%
  • ポルトガル 18.9%
  • アメリカ 18.9%
  • ブラジル 24.8%
  • インド: 56%

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