ギリシャとユーロ圏の資金調達交渉の重要な日程

公開日

この記事をシェアする

ギリシャとユーロ圏パートナー国は7月17日、3年間で総額860億ユーロとなる可能性があるアテネに対する第3次救済プログラムにつながる協議を正式に開始した。

ユーロ圏財務相議長のジェロン・ダイセルブルーム氏は、「私を楽観主義者と呼ぶ人もいる」ことを認めたものの、交渉には4週間かかると述べた。ギリシャも同日、救済策が合意されるまでの事態を乗り切るため、3カ月間の71億6000万ユーロのつなぎ融資を確保した。

この資金は7月までの生活には十分だが、8月に予定されている支払い、特に8月20日に欧州中央銀行に支払われる34億ユーロはカバーできない。ギリシャ政府報道官のオルガ・ゲロヴァシリ氏は、8月20日が合意の最終日だと述べた。合意。それまでに新たな一連の改革に関する合意に達していれば、9月に一部の国会で署名・批准される可能性が高い。その前に、国際通貨基金はギリシャ債務の持続可能性に関する最新の分析を作成する必要がある。

IMFは、同国の債務持続可能性が中期的に保証される場合にのみプログラムに参加できると述べた。 ECBの銀行監督部門は夏以降、ギリシャの銀行の状況を包括的に評価し、資本需要を判断する。提案されている救済案のうち最大250億ユーロは、銀行の資本増強と破綻処理に充てられる。合意が9月に批准されれば、ギリシャの進捗状況と経済に関する最初の四半期レビューが12月に実施されることになる。ユーロ圏諸国は、最初の審査が前向きに結論が出れば「猶予期間と支払い期間の延長の可能性」という形でギリシャの債務軽減を検討することで合意した。

以下は、ユーロ圏パートナーであるECBおよびIMFとのギリシャの資金調達交渉の重要な日程と、ギリシャ政府が今後支払う必要がある支払いのリストである。

アクセシビリティのショートカットに移動