パラグアイ:炎上する議会

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パラグアイ上院がカルテス大統領の再選を可能にする憲法改正を求める秘密投票を行ったことを受け、抗議者たちは炎に包まれた議会を後にする。

オラシオ・カルテス大統領の再選を可能にする憲法改正案を上院が秘密裏に採決したことを受け、激怒したデモ参加者がパラグアイ議会を襲撃し、議会は炎上した。

この提案は下院に提出される予定でしたが、下院では強い支持を得ているようでした。同会議所のウゴ・ベラスケス議長は、土曜日早朝に行われる予定だった投票は状況が落ち着くまで中止されると述べた。ベラスケスさんは「冷静さを求めたい」と語った。 「明日、我々はいかなる決断も下さない。セッションは開催しません。」

パラグアイ、ペルー、チリを含むラテンアメリカのいくつかの国は、軍事独裁政権の記憶があまりにも鮮明に残るこの地域で大統領が連続して立候補することを妨げている。

野党・進歩民主党のデジリー・マシ上院議員は、この投票を「クーデター」と呼び、国民に反対運動に参加するよう呼びかけたと伝えられている。

暴力的な衝突が続いた。機動隊が催涙ガスやゴム弾で応戦する中、数時間にわたって暴動がエスカレートした。火災が発生したとき、国会議事堂内には数人がいたが、多数の政治家、警察、ジャーナリストが負傷した。正確な死傷者数はまだ不明だ。

カルロス・フィリッツォーラ上院議員は、秘密投票を擁護するために慌てて次のように述べた。

「憲法の枠外では何も行われていない。繰り返しますが、今日私たちが25人の上院議員と行った会議はすべて法律の範囲内で、規制に従って行われました。」

秘密会議は上院議場ではなく議会の施錠された執務室で開催され、上院議員45名中25名が参加した。下院可決にはちょうど十分な票数である。

この法案の反対派は、パラグアイの民主制度を弱体化させると主張し、投票は違法だったと主張している。

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