によるユーロニュースとAP
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日曜日にはロシアの無人機がルーマニアの領空を侵犯し、空軍はF16戦闘機2機を緊急発進させ、土曜日にはラトビアでもう1機が墜落した。
隣国ウクライナへの夜間攻撃中にロシアの無人機がルーマニアの領空を侵犯したと北大西洋条約機構(NATO)加盟国が日曜日に報告し、ロシアに対しエスカレーションと称する事態を止めるよう求めた。
ルーマニア国防省によると、この事件はロシアがウクライナのドナウ川を渡った「民間目標と港湾インフラ」への攻撃を実行中に発生したと発表した。
同省によると、ルーマニアは空域を監視するためにF-16戦闘機を配備しており、NATO同盟国には常に情報が提供されていたという。ルーマニアの緊急事態当局はまた、東部2地域の住民にテキストによる警告を発した。
同省によると、暫定データは、ルーマニアのペリプラヴァ村近くの無人地域に「影響区域」がある可能性があることを示しているという。捜査が進行中であると付け加えた。
ロシアの無人機の破片が、ウクライナの港町イズマイルからドナウ川を渡ったところにあるプラウルの町近くで発見された。
ルーマニア国防省は、ロシアによるウクライナ攻撃を「不当であり、国際法の規範に重大に矛盾している」と強く非難した。
退任するNATO副事務総長でルーマニアの元トップ外交官であるミルチャ・ジョアナ氏は、軍事同盟はロシアによるルーマニア領空侵犯も非難していると述べた。
またロシアの無人機がラトビアに墜落した
ラトビアのエドガース・リンケヴィチ大統領は土曜日にロシア軍の無人機がラトビア東部で墜落したとXに投稿した。
ラトビア軍によると、無人機はベラルーシ領空から飛来した。
ラトビアは調査を行っており、「政府はNATO同盟国と緊密に連絡している」とリンケビッチ氏は強調した。同氏はソーシャル投稿で、「NATOの東側でそのような事件の数が増えており、我々は集団的に対処しなければならない」と付け加えた。
ラトビア国防省のウェブサイトに掲載された最新の声明によると、ドローンはベラルーシからラトビア領空に飛行し、ラトビアは直ちにNATOに通報した。
「国軍はラトビア領内に侵入した無人航空機を検知し、その動きを監視し、墜落現場を特定した。捜査は進行中である」と声明は述べている。
「ロシアの本格的なウクライナ侵攻を考慮して、ラトビアは国境、空域、領海の保護を強化しており、国軍は東国境での防空能力を強化している。さらに、NATO同盟国はウクライナの安全を確保している」バルト三国上空の航空哨戒任務を交替制で実施する」と声明は結論づけている。
ラトビアのバイバ・ブラジェ外務大臣は、外務省が月曜日の会談のためにロシア大使館の代表者を呼び出したと述べた。
ポーランド、墜落したとみられるロシア製無人機を捜索
ポーランドはまた、ワルシャワが最近自国領内に墜落したと発表したロシアの無人機の残骸も捜索している。
ポーランド当局は、ロシアによるウクライナ空爆中の8月26日未明に無人機が同国の領空に進入し、ポーランド領土に着陸した可能性があると発表した。