ブルガリア大統領決選投票で親ロシア派候補が勝利

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ロシア寄りの政界新人ルーメン・ラデフ氏、大統領投票でブルガリア政府候補を破る

政治部外者のルメン・ラデフ氏がブルガリア大統領選の決選投票で勝利し、与党候補に決定的な敗北をもたらした。

ラデフ氏は野党社会党の支援を受けており、元ブルガリア空軍司令官を務めたロシア寄りの政治界の新人だ。

出口調査によると、同氏の得票率は58%強で勝利しているのに対し、対抗馬である与党中道右派GERBの候補者ツェツカ・ツァチェワ氏の得票率は約35%となっている。

日曜夜の記者会見で、ラデフ氏は自分を支持した人々に拍手を送った。

「今日、ブルガリアの民主主義は無関心と恐怖を克服しました。終末に関する政府のはったりにもかかわらず、皆さんは変化に投票しました。」

しかしブルガリアは現在、数カ月にわたる政情不安に直面している。中道右派のボイコ・ボリソフ首相が辞任を約束したことで、早期選挙の後に数カ月にわたる困難な連立協議が続く可能性が高まっている。

ボリソフ氏は記者団に対し、「議会の最初の開会日に我々は政府に辞任を提出するだろう」と語った。

ラデフ氏の選出とロシアのシンパはブルガリアの西欧同盟国にとって打撃とみられている
これは南東ヨーロッパにおけるモスクワの影響力の増大を強調している。

ラデフ次期大統領はブルガリアをNATOに残留させると述べたが、「親欧州であることは反ロシアであることを意味するものではない」と断言した。

大統領の地位は主に儀式的なものだが、世論を揺さぶり、法案を議会に送り返すこともできる。

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— ロシアンマーケット (@russian_market)2016 年 11 月 13 日

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