ビデオ。アサンジ容疑者引き渡し拒否の英国に対し米国、控訴へ

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ビデオ。アサンジ容疑者引き渡し拒否の英国に対し米国、控訴へ

ウィキリークス創設者ジュリアン・アサンジ氏の多数の支持者が水曜日、スパイ罪に問われるアサンジ氏の米国への引き渡しを差し止めた裁判官の決定を覆すよう米国政府に求められると予想される控訴審に先立ち、英国高等法院前に集まった。

ウィキリークス創設者ジュリアン・アサンジ氏の多数の支持者が水曜日、スパイ罪に問われるアサンジ氏の米国への引き渡しを差し止めた裁判官の決定を覆すよう米国政府に求めるとみられる控訴審に先立ち、英国高等法院前に集まった。

1月、下級裁判所の判事は、10年前のウィキリークスによる軍事機密文書の公開を巡るスパイ容疑でアサンジ氏の引き渡しを求める米国の要請を拒否した。

ヴァネッサ・バライツァー地方判事は、米国の刑務所で過酷な環境下で拘束されればアサンジ氏は自殺する可能性が高いと述べ、健康上の理由で引き渡しを拒否した。

しかし彼女は、アサンジ氏が言論の自由の保護を無効にする政治的動機に基づくアメリカの訴追に直面しているという弁護側の主張を拒否し、アメリカの司法制度は彼に公正な裁判を与えるだろうと述べた。

米国当局の弁護士には控訴の許可が与えられている。

以前の公聴会で彼らはこの事件の精神医学的証拠に疑問を呈し、アサンジは自傷行為を抵抗できないほど「重度の病気」であるという基準を満たしていないと主張した。

ロンドンの厳重な警備のベルマーシュ刑務所に収監されているアサンジ氏はビデオリンクで出席する予定だったが、公聴会が始まっても出席しなかった。

アサンジ氏の弁護士エドワード・フィッツジェラルド氏は、アサンジ氏は「訴訟に出席することができないと感じている」と述べた。

アサンジのパートナー、ステラ・モリスは法廷の外で彼の健康状態について懸念を表明した。