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ビデオ。イドリブで砲撃後、瓦礫の中から子供が引き上げられる
反政府活動家らによると、火曜日の夜、シリア北西部の反政府勢力支配地域に対する政府の砲撃により、子供と女性を含む4人が死亡、十数人が負傷した。
反政府活動家らによると、火曜日の夜、シリア北西部の反政府勢力支配地域に対する政府の砲撃により、子供と女性を含む4人が死亡、十数人が負傷した。
ホワイト・ヘルメットとしても知られる反政府勢力のシリア民間防衛隊は、同じ名前を持つ地域の州都であるイドリブで4人が死亡したことを確認した。
ホワイトヘルメットは、イドリブ県マーレット・ミスリンで、救助隊員が瓦礫の中から子供を引き上げる様子を映したビデオを公開した。
イドリブ市への砲撃は、その日の早い時間にトルコと国境を接する地域を数回空爆した後に行われた。
英国に拠点を置く反政府勢力の戦争監視団体シリア人権監視団によると、砲撃により4人が死亡、15人が負傷した。
死者には男性と息子も含まれていたという。
シリア北西部では、シリア内戦で敵対する側を支援するトルコとロシアが2020年3月に停戦を仲介して以来、散発的な軍事活動が見られている。
この合意により、戦争で荒廃した国の最後の主要な反政府勢力の拠点であるイドリブ県での、ロシアが支援する政府による壊滅的な攻撃が終結した。
ロシアとトルコが交渉した停戦協定に同意したシリア政府は、10年にわたる紛争で失った領土の支配権を回復すると誓った。
反政府勢力が支配するシリア北西部には約400万人が住んでおり、その多くは内戦により50万人が死亡し、戦前の人口2,300万人の半数が避難しており、その中には500万人以上が国外の難民である国。