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ビデオ。政府軍が進軍する中、シリア人がトルコ国境に向かって逃亡
反政府勢力が支配する北西部イドリブ地域でシリア政府軍の攻撃を受け、避難民となったシリア人がトルコとの国境に向かって逃亡する。
反政府勢力が支配する北西部イドリブ地域でシリア政府軍の攻撃を受け、避難民となったシリア人がトルコとの国境に向かって逃亡する。
国営メディアと戦争監視関係者によると、政権軍は火曜日、反政府勢力が支配するシリア最後の主要拠点で象徴的かつ戦略的に重要な半人けの町、マーレット・アル・ヌマーンの大部分を奪還した。
国営通信社SANAは、ダマスカス支持者らが初めてイドリブ県北西部の町に入った直後に、「シリア軍はマーレット・アル・ヌマーンのほとんどの地域を奪還し」、現在奪回した地域をくまなく捜索していると伝えた。
英国に本拠を置くシリア人権監視団は、その日早くに政権軍が複数の前線から町を襲撃した後、ほとんどの反政府勢力と聖戦戦士が撤退したと発表した。
同報告書は、2012年以来反政府勢力の支配下にあるこの地域に、政権軍が立てこもったままの少数の戦闘員との戦闘を続けていると述べた。
数カ月間の砲撃でほぼ無人となったマーレト・アル・ヌマンは、ダマスカスとシリア第2の都市アレッポを結ぶM5高速道路上に位置する。この幹線道路は、瀕死の経済を立て直そうとする政権側が切望する大動脈である。
ここはまた、イドリブの包囲された反政府勢力の拠点において2番目に大きな都市の中心地でもある。
その奪還により、政権は聖戦戦士が運営する広範囲の要塞とそこを通るM5高速道路の完全支配に一歩近づくことになる。