によるロイター
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-オーストラリアの「四大」銀行のうち3行が、2年前に信用保険商品の販売をめぐり銀行を提訴したスレーター&ゴードンとの間で、1億2600万豪ドル(8451万ドル)を求める個別の集団訴訟で和解したと両社が月曜日に発表した。
法律事務所スレーター・アンド・ゴードンは2020年、約100万人の顧客を代表して、オーストラリア・コモンウェルス銀行、ウエストパック銀行、オーストラリア・ニュージーランド銀行グループに対して集団訴訟を起こした。
同法律事務所によると、訴訟では、法人と関連当事者が顧客に保険料の支払いが「義務的であるか、価値を提供している」と信じ込ませたほか、無価値な保険の販売や発行に関して誤解を与えたり、欺瞞的な行為を行ったと主張したと同法律事務所は述べた。
同国最大の金融業者であるCBAは、この和解にはコロニアル相互生命保証協会(CMLA)とAIAオーストラリア社を含む他の被告も関与しており、裁判所が金額を承認すれば、両社は合わせて顧客に5000万豪ドルを支払うことになると述べた。
スレーター&ゴードンによると、ANZはQBE保険、スイス企業チューリッヒ保険グループの間接部門であるワンパス・ライフおよびワンパス・ジェネラル・インシュアランスとともに、和解に基づき顧客に総額4,700万豪ドルを支払い、ANZが4,200万豪ドルを拠出する予定であると述べた。 。
ウェストパックは裁判所の承認を条件に2,900万オーストラリアドルを支払うことになる。
(1 ドル = 1.4910 オーストラリア ドル)