ドイツ銀行、7月から持続可能性をめぐりサプライヤーへの対応を強化へ

によるロイター

公開日更新されました

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トム・シムズとエルケ・アールスヴェーデ著

フランクフルト-ロイターが入手した内部メモによると、ドイツ銀行は7月から世界中の取引先やサプライヤーに持続可能性格付けを義務付ける予定だが、この措置は環境活動家らを完全に満足させる可能性は低い。

関係者によると、ドイツ銀行のクリスチャン・ゼービング最高経営責任者(CEO)は木曜日の年次総会で株主向けの講演でこの計画を強調する予定だという。

環境団体は株主総会開催中に同行本店で石油会社への融資に対する抗議活動を行う予定だ。

金融機関は、事業において環境、社会、ガバナンス(ESG)問題を考慮するよう、活動家や投資家から同様にプレッシャーを強めている。

活動家350.orgの運動家ケイト・カフーン氏は、ドイツの格付け取り組みを「グリーンウォッシング」と呼んだ。

ドイツは昨年、年間50万ユーロ(52万5000ドル)以上の契約を結んだサプライヤーに持続可能性評価の取得を義務付けると発表した。

ベンダーに年間80億ユーロを費やしている同行は現在、その動きの時期について初めて詳細を明らかにしている。

ドイツ社はメモの中で、EcoVadis、MSCI ESGなどとして適格な格付け会社を詳述している。

来年からは評価は「十分に高い」必要があり、EcoVadis では 100 点中 25 点に相当します。

倫理的株主協会の活動家ティルマン・マッサ氏は、「格付けは第一歩だが、それがすべてではない」と述べた。

同氏は、格付けによって環境破壊や人権侵害が依然として隠蔽される可能性があると述べた。

ドイツ銀行は近年、企業がより環境に優しい未来に移行する際に頼れる銀行として自らを売り込んでいる。

日曜夜、活動家らはフランクフルト中心部にあるドイツ銀行本店で、数千世帯が避難し、自然保護区が破壊されると主張するアフリカのパイプラインへの融資を中止するよう要求した。

事情に詳しい関係者がロイターに語ったところによると、ドイツ銀行は東アフリカ原油パイプライン(EACOP)として知られるパイプラインに融資していない。

350.orgのカフーン氏は、ドイツの持続可能性計画は正しい方向への重要な一歩であり、ドイツ銀行に対する持続的な世論の圧力の結果だと述べたが、大手石油会社への融資をやめるよう求めた。

(1 ドル = 0.9529 ユーロ)

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