によるユーロニュースとAP
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月曜日、マクロン大統領がサイクロン・チドによるマヨット島の被害で亡くなった人々を追悼する全国的な追悼の日を宣言したことを受け、パリのエリゼ宮殿でフランス国旗が半旗掲揚され、1分間の黙祷が捧げられた。
フランスは月曜日、1週間以上前に最貧地域マヨット島を壊滅させたサイクロン「チド」の犠牲者を悼む日を迎えた。
このサイクロンはこの諸島を襲ったものとしては過去90年間で最も破壊的なもので、アフリカ東海岸沖の同島に広範囲に被害を与え、少なくとも35人が死亡、約2500人が負傷した。
大規模な破壊、多数の移民らの不安定な生活環境、死者を24時間以内に埋葬するイスラム教の習慣などにより、実際の犠牲者はさらに多くなる可能性が高い。
地元住民によると、多くの犠牲者は嵐がこれほどひどいものになるとは信じておらず、家にいたという。
12月14日にサイクロン・チドーがマヨット島を襲い、水道と電力の供給が中断され、通信が遮断され、数千人が避難し、多くが再建に苦労している。
チドもアフリカ南東部を襲い、モザンビークの国立リスク・災害管理研究所は94人の死亡者を報告した。
パリでは、フランスのエマニュエル・マクロン大統領がエリゼ宮で黙祷を捧げた。彼はサイクロンの数日後にマヨットを訪れた。
「マヨット島の人々はすべてのフランス人の心の中にいます」とマクロン大統領はXに書いた。
マヨット島の議員エステル・ユスファは、新しく任命されたフランソワ・バイルー首相が組閣を発表するよう圧力を受けていると指摘し、フランス政府が島を無視していると非難した。
ユスファ氏はフランス・インテルのラジオで「首相は国家追悼日に内閣改造を発表することを検討しているようだ」と語った。 「それは恥ずべきことであり、軽蔑的であり、極めて平凡なことだ。誰もマヨットのことなど気にしていない――それは恐ろしいことだ!」
1950年代にフランス第5共和政が樹立されて以来、気候関連災害を受けて国家追悼の日となるのは初めて。これまでの行事は主に元フランス大統領やテロ攻撃の犠牲者を追悼するものであった。