「欧州は支援の用意がある」:フォンデアライエン首相、壊滅的な洪水のさなかスペインへのEU支援を約束

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欧州委員長はブリュッセルで記者団に対し、EUは地球観測衛星システム「コペルニクス」を通じて救助活動の調整を支援すると述べた。

スペインの救助隊が鉄砲水の壊滅的な影響への対応を続ける中、欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長はブリュッセルで記者団に対し、EUは「救助隊の調整を支援するため」コペルニクス地球観測衛星システムを活用して支援すると語った。

EU行政長官は、スペインが支援を要請した場合、EUは他の26加盟国による共同支援を提供する国民保護メカニズムを発動する用意があると述べた。フォンデアライエン氏は「欧州は支援する用意がある」と付け加えた。

救急隊によると、これまでに少なくとも64人が死亡した。捜索隊は生存者と犠牲者の発見に努めたが、依然として多くが行方不明となっている。スペイン政府は木曜日から3日間の服喪を宣言すると発表した。

スペインのペドロ・サンチェス首相はテレビ演説で、「愛する人を捜している人たちへ、スペイン全土があなたの痛みを感じている」と述べた。 「私たちの優先事項はあなたを助けることです。私たちはこの悲劇から立ち直るために必要なリソースをすべて投入しています。」

スペイン国立気象局は、バレンシア州チバ地方での8時間で1平方メートル当たり491リットルの雨量が降り積もったことを「異常な」雨量と呼んだ。

他の地域ではまだ犠牲者が報告されておらず、アクセスが困難な地域では捜索活動が続いているため、死者数はさらに増える可能性がある。

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