フランス、猛威をふるう山火事とこの夏二度目の熱波に直面

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フランスのジロンド地方では、7,000ヘクタールもの土地が破壊されたとみられ、火災の鎮火に1,000人以上の消防士が出動している。

フランスのジロンド地方では、7,000ヘクタールもの土地が破壊されたとみられ、火災の鎮火に1,000人以上の消防士が出動している。

フランスのエマニュエル・マクロン大統領は金曜日、パリで状況を監視している危機センターを訪問した。

同氏は「非常に厳しい季節」だったと述べ、「すでに2020年の3倍の森林面積が失われた」と付け加えた。

フランス大統領は消防士らの「英雄的な努力」に感謝し、「いくつかの機器を利用可能にした」ギリシャや「数日以内に支援を提供すべき」イタリアなど、フランスの危機への取り組みを支援してきた他の欧州諸国に感謝の意を表明した。 」とマクロン氏は語った。

南部ブーシュ・デュ・ローヌ地域では、別の火災と闘っている消防士らが数日間の作業を終えて、状況は制御できたと確信していると語った。しかし、この地域は依然として厳戒態勢が続いている。

両地域のいくつかの都市は、新たな火災を引き起こす恐れがあるとして、水曜日のフランス革命記念日の花火を中止した。当局は全面的な火気の禁止について議論している。

フランスが深刻な干ばつに見舞われ、いくつかの地域で給水制限が実施され、今夏2度目の熱波に直面している中での出来事だ。

繰り返し発生する現象

Météo France によると、熱波の発生はかなり最近になってきています。

1976 年から 2000 年の間、フランスでは気温が 35 度を超える日が年に 1 ~ 3 日ありました。

それ以来、温度計がこのような高温を記録する平均日数は、年間で 3 日から 10 日の間に増加しました。

気象庁は、今世紀末までにフランスは年間最大40日もの猛暑に見舞われる可能性があると予測している。

この国は、2003年に1万5000人が死亡した致命的な熱波の傷跡を今も残しているため、当局は現在、毎年6月に「プラン・カニクル」つまり国家熱波計画の策定を促している。

政府は、高温にさらされるリスクについて公衆衛生上の警告を発しているだけでなく、緊急対応要員や医療従事者にも厳戒態勢を敷いている。

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