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この偽の動画には、選挙に投票しないよう国民に呼び掛け、投票をボイコットする女性の姿が映っているようだ。
ネット上で出回っている偽動画は、ユーロニュースの記者がイラン大統領選挙に先立って国民に演説している様子を映したものだと主張している。
この偽の動画には、選挙に投票しないよう国民に呼び掛け、投票をボイコットする女性の姿が映っているようだ。
「テヘラン国民、ユーロニュース記者に反応」と題されたこのビデオのコピーは、ツイッター上で4,500回以上再生された。
しかし、ユーロニュースは、ビデオが操作され、同意なしに会社のロゴがビデオに追加されたことを認めた。
「我々のロゴを載せ、ユーロニュースの記者を名乗る人物が出演し、イラン大統領選挙に投票しないよう呼びかける動画が出回っていることは承知している」と報道官は述べた。
「この人物はユーロニュースのジャーナリストではないし、ユーロニュースの報道でもない。直ちに削除する措置を講じている」と述べた。
この偽ビデオは「Ansar Clip」グループが制作したものとみられ、6月16日にアップロードされた。ビデオの最後には隠しカメラがあることが示されているが、その内容は依然として誤った情報を広めている。
ジャーナリストのサラ・マスーミ氏も、ツイッターで述べた彼女の名前は偽造されたものであり、そのビデオに登場する人物は「俳優」であるということです。
イラン当局はすでに、経済的苦境と強硬策への不満を理由に、選挙の投票率が記録的に低くなることに備えている。
公式世論調査によると、投票率は過去数年に比べて大幅に低い41%にとどまる可能性がある。
イランのハッサン・ロウハーニー大統領は有権者に対し、不満を脇に置いて金曜日の投票に参加するよう呼び掛けた。
最高指導者のハメネイ師も、イスラム共和国に対する「外国の圧力」を回避するのに役立つとして、大勢で出動するよう国民に呼び掛けた。