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ハンガリーのヴィクトル・オルバン首相率いるフィデス党のEPP政治団体からの資格停止処分を支持する決定が昨日非公開で行われた。
欧州最大の政治団体である欧州人民党(EPP)は、ハンガリー与党フィデス党の活動停止を支持しているが、今後の進め方については依然として意見が分かれている。
この決定は昨日、ブリュッセルで開催されたEPPの政治集会で行われた。
会合で、同団体のドナルド・トゥスク代表は、オルバン首相の党内維持に関して「非常に批判的」だと述べた。
しかし、代議員の大多数はハンガリー党を除名するという考えに反対している。
欧州議会のルーマニア国会議員兼EPP議員であるジークフリード・ムレサン氏はユーロニュースに次のように語った。
「フィデス氏は引き続きEPPの党員資格停止処分を受ける。会議への参加や投票権や指導的地位の獲得の権利の停止は継続する。」
オルバン首相のフィデス氏は昨年、政府内の民主主義と法の支配への懸念を理由に停職処分を受けた。政治団体内部には決定の遅れに不満を抱いている人もいる。
ベルギーEPP議員クリス・ピーターズ氏は次のように述べた。
「あまり長く待たずに、できるだけ早くこの問題に取り組まなければならないと思う。それはフィデスにとってもEPPにとっても良くないし、私の党にとっても良くない。なぜなら、この議論が延々と続いているときは、私よりも優先すべきだからだ」一日の終わりには誰もがとても不幸になるのではないかと心配しています。」
EPPはまた、その価値観を深く考えるために2021年に会議を開催することも決定した。