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「ブラジルは岐路に立っています。アマゾンの森林破壊は制御不能で、先住民に対する暴力は増加しています。」
水曜日、数千人のブラジル人が極右ジャイール・ボルソナロ大統領に抗議するために国会前に集まった。
大統領の新法案はアマゾンの環境保護を弱め、先住民族の土地での採掘を許可することになる。
この「アース・イベント」は、人気歌手カエターノ・ヴェローゾとその他30人のブラジル人ミュージシャンが呼びかけ、国会議員らにアマゾン熱帯雨林の破壊を阻止するよう呼び掛けた。
羽毛のついた頭飾りをかぶった先住民族、農業での農薬使用に反対する横断幕を掲げた学生、蜂の扮装をした子供たちが、巨大なカピバラやペンギンの下で群衆に混じった。
木の格好をした大学教授のプリシラ・ボルヘス氏は、ブラジルの環境は農業の拡大とアグリビジネスの利益に奉仕する政府によって危険にさらされていると語った。
「状況は危機的であり、この政府は私たちの森林に残っているものを破壊しようとしている」と彼女はロイターに語った。
新しい法案はブラジルの環境にとって何を意味しますか?
集会で反対された法案には、数十年にわたって政府所有の土地や先住民族コミュニティが伝統的に居住してきた土地を不法侵入してきた土地収奪者に公的恩赦を与える法案が含まれている。
他の法案は環境許可の要件を緩和し、農家が使用できる殺虫剤や除草剤の数を増やすことになる。
4番目の法案は、憲法で保護されている先住民居留地での採掘と石油探査を許可するものである。政府は、ウクライナ戦争により穀物作物に必要な肥料の供給が途絶えていると主張し、議会を通じてこの問題を迅速に解決したいと考えている。
ヴェローゾら音楽家らはロドリゴ・パチェコ上院議長に会い、法案阻止への協力を求めた。
「ブラジルは岐路に立たされている。アマゾンの森林破壊は制御不能で、先住民に対する暴力は激化し、環境保護は損なわれている」とヴェローソ氏は語った。
「我が国の国際的信用は地に落ちた」と述べた。