インドネシアの保守派イスラム教徒がコールドプレイのLGBTQ+サポートを理由にコンサートに抗議

によるユーロニュースAP

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ジャカルタではイギリスのバンド、コールドプレイのLGBTQ+支援をめぐって抗議デモが起きた。

水曜日(11月15日)、200人以上の保守的なイスラム教徒がインドネシアの首都でデモ行進を行い、イギリスのバンドによるLGBTQ+コミュニティへの支援を理由に、その夜のコールドプレイのコンサートの中止を求めた。

デモ参加者らは、バンドが演奏する予定だったジャカルタのコンサート会場から約1キロ離れた場所で、「コールドプレイのコンサートを拒否、中止、解散せよ」と書かれた大きな横断幕を掲げて行進した。

同紙はバンドをLGBTQ+の「プロパガンダ」と表現し、その姿勢が「信仰と道徳」を損なうものであると述べた。

同じ抗議グループは先週、英国大使館などジャカルタの数カ所でもデモを行った。

インドネシアは世俗主義であり、宗教に対して寛容な長い歴史がありますが、近年、少数の過激派の一派が声を上げるようになりました。

コールドプレイは、バンドが環境の持続可能性を推進するなど、その価値観をショーに織り交ぜることで有名です。リードシンガーのクリス・マーティンは、パフォーマンス中に虹色の服を着てゲイプライドフラッグを振ることで知られている。

この抗議活動は、今年初めに東南アジアでLGBTQ+関連の問題を理由にコンサートがキャンセルされたことに続くものである。イギリスのポップ・ロック・バンド、ザ・1975はマレーシア政府の要請を受けて7月にジャカルタと台北での公演をキャンセルした音楽祭を中止するバンドのリードシンガーが国の反同性愛法を非難し、パフォーマンス中に男性バンドメイトにキスしたことを受けて。

レディー・ガガは2012年、イスラム強硬派が「ボーン・ディス・ウェイ・ボール」コンサートを強行すれば暴力をふるうと脅迫したため、治安上の懸念からインドネシアでの満席となった公演をキャンセルした。

コールドプレイの「ミュージック・オブ・ザ・スフィアズ・ワールド・ツアー」のアジア公演には、ジャカルタのゲロラ・ブン・カルノ・スタジアムでの水曜日のコンサートが含まれる。 5月に販売が開始されると、2時間足らずで7万枚以上のチケットが売れた。

ジャカルタはバンドのトップストリーミングハブの一つであり、市内には160万人のファンがいる。

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