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スペイン映画界は土曜日、毎年恒例のゴヤ賞授賞式を開催し、記録的な20のノミネートを集めた映画『グッド・ボス』が6つの賞を受賞した。
スペイン映画アカデミーは土曜日、バレンシアで第36回ゴヤ賞を祝賀し、記録的な数のノミネートにより、ある特定の映画が明らかに本命となった。
授賞式で史上最多の20ノミネート作品となった『エル・ブエン・パトロン、またはグッド・ボス』がそのうち6作品を受賞し、その中には観客として出席していた妻ペネロペ・クルスに敬意を表したハビエル・バルデムの主演男優賞も含まれている。
バルデム氏は受賞スピーチで「私が愛し、尊敬し、賞賛し、毎日祝っている女性であるペネロペにこの賞を捧げたい」と述べた。
この映画はまた、フェルナンド・レオン・デ・アラノアの最優秀監督賞と脚本賞、そして最優秀作品賞の総合賞を獲得した。
これにより、ペネロペ・クルスとスペインの映画監督ペドロ・アルモドバルからオーストラリア人女優ケイト・ブランシェットに新たな賞「インターナショナル・ゴヤ賞」が贈られた。
ブランシェットはスピーチの中でスペイン映画に敬意を表し、パンデミックにもかかわらず映画を製作するスペイン映画の努力を称賛した。
ヨーロッパ映画『ゴヤ』の最優秀作品にはトーマス・ヴィンターバーグ監督の『アナザー・ラウンド』(デンマーク)が選ばれ、イベロ系アメリカ人映画の最優秀作品『ゴヤ』にはパトリシオ・グスマン監督の『夢の山脈』(チリ)が選ばれた。
受賞者の完全なリストは、ゴヤさんのウェブサイト。