イスラエル軍、北レバノン海上襲撃でヒズボラ海軍作戦幹部とされる人物を拘束

によるユーロニュースAP

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レバノン軍当局者2人は、首都ベイルートの北約30キロにあるバトロウンに海軍が上陸し、レバノン国民1人を拘束したことを確認した。

イラン支援グループとイスラエルとの間の紛争が緩和の兆しをほとんど示さない中、イスラエル海軍はレバノン北部でヒズボラ幹部を拘束した。

イスラエル軍当局者は声明で、イスラエル国防軍が「ヒズボラの上級工作員」を捕らえ、軍事諜報機関による捜査のためイスラエルに連れ帰ったと述べた。

メディアのアクシオスはイスラエル情報筋の話として、捕らえられた男はイマド・アムハズと呼ばれ、ヒズボラの海軍作戦の責任者とみられると伝えた。

レバノン軍当局者2人は、首都ベイルートの北約30キロにあるバトロウンに海軍が上陸し、レバノン国民1人を拉致したことを確認した。

この作戦は、9月下旬に両国間の紛争が激化して以来、イスラエルがヒズボラ幹部の捕虜を捕らえるためにレバノン北部奥深くに部隊を派遣したと発表したのは初めてとなる。

ヒズボラは、今回の出来事を「バトロウン地域におけるシオニストの侵略」と説明する声明を発表した。声明では詳細は明らかにされておらず、ヒズボラメンバーがイスラエルに拘束されたかどうかも確認されていない。

イスラエルがこの作戦について公表した直後、レバノンの暫定首相ナジブ・ミカティはレバノン外相に対し、国連安全保障理事会でイスラエルに対する苦情を申し立てるよう呼び掛けた。

男が押収されたアパートのレバノン住民は事件を振り返り、武装集団は国家安全を名乗った、と語った。

「私たちは恐怖を感じた。彼らは私たちの隣のアパートに侵入していた」とフセイン・デルバーニさんは語った。

「国家機関が治安維持活動をしているのだと思った。」

レバノンに派遣されている国連平和維持軍UNIFILの報道官、キャンディス・アーディエル氏は、平和維持軍がイスラエル上陸部隊の作戦を支援したとする一部の地元ジャーナリストの主張を否定した。

アーディエル氏は「偽情報や虚偽の噂は無責任で、平和維持軍を危険にさらしている」と述べた。

国境を越えた火災

昨年10月にガザでの戦争が始まって以来、ヒズボラとイスラエルはほぼ毎日銃撃戦を続けている。

ヒズボラはガザに本拠を置く過激派組織ハマスとイデオロギー的に一致しており、ヒズボラはイスラエルへの攻撃はパレスチナ人民との連帯であると主張している。

国境の両側で数万人が避難した1年にわたる国境を越えた戦闘は、10月1日にイスラエル軍が2006年以来初めて南レバノンへの地上侵攻を開始し、本格的な戦争に突入した。

最大15,000人のIDF兵士がレバノンに派遣されていると推定されている。

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