ロシアと中国は「冷戦型」同盟を構築していないとプーチン大統領が主張

によるユーロニュースAFP

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ロシア国防相はこれに先立ち、両国は「一部の攻撃的な西側諸国」とは異なり、「軍事ブロック」を構築しているわけではないと述べた。

ロシア大統領は水曜日、両国の関係がますます重要になっていると指摘しながらも、ロシアと中国は冷戦のような同盟を築こうとしていない、と主張した。

ウラジーミル・プーチン大統領はモスクワで中国の張友霞・中央軍事委員会副主席を迎え、軍事・技術分野における露中の協力は「ますます重要になっている」と述べた。

しかし同氏は、両国の関係拡大に対する西側の懸念に応え、「ロシアと中国は冷戦型の軍事同盟を構築しているわけではない」とも付け加えた。

西側諸国は中国がロシアのウクライナ侵攻に支援を提供するのを阻止したいと考えており、G7は水曜日、中国に対しモスクワを「支援しないよう」呼び掛けた。

6月に発表された米情報機関の報告書では、中国政府がウクライナで使用している戦闘機の部品や無人機などの主要な軍事技術をロシアに提供していた可能性が高いことが判明した。

今日の演説でプーチン大統領は、NATOは「地理的枠組みを超えよう」としており、米国はアジアで「新たな同盟関係を築こう」としていると主張した。

「私たちはこうした状況をすべて認識しており、友人たちとともにバランスのとれた方法で冷静に対応し、防衛能力を強化している」と同氏は語った。

ロシアと中国は強い絆を維持しており、2022年2月にロシアが西側の隣国に侵攻して以来、その関係は強化されている。

中国は戦争を非難することを拒否しているが、ウクライナ戦争に対する中国の立場は複雑で、多くの競合する方向に押しも引かれもしている。

プーチン大統領は10月に中国を訪問し、約2年前のウクライナ攻撃以来初めての主要世界大国訪問となった。

水曜日初め、ロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣も、ロシアと中国は「一部の攻撃的な西側諸国」とは異なり「軍事ブロックを創設していない」と主張した。

中国の張友霞将軍とも面会した際、両国間の協力は「第三国に向けられたものではない」と述べた。

ロシア国防省によると、ショイグ氏は「防衛分野での協力を強化する措置」について張氏と会談した。

発言のロシア語転写によると、中国の将軍はロシアと中国の関係が「最高レベル」にあると述べた。

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