「多様性は必要だ」:教皇フランシスコ、世界中から21人の新しい枢機卿を昇任

によるユーロニュースAFP

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フランシスコは教皇の任期を通じて、より包括的で普遍的な教会の創設を目指し、ヨーロッパだけでなく、アフリカ、アジア、ラテンアメリカの聖職者を教会の最高位に就かせるよう努めてきた。

教皇フランシスコは土曜日、カトリック教会の将来には多様性が不可欠であると述べ、遠く離れた世界の隅から来た21人の聖職者を枢機卿に昇進させた。

太陽がバチカン市国のサン・ピエトロ広場を照らす中、86歳の教皇は、新しい、いわゆる「教会の王子」たちを歓迎した。そのうちの1人は、いつか現教皇の後継者となる可能性がある。

サン・ピエトロ大聖堂の階段に集まった枢機卿たちの前で、天蓋の下に座りながらフランシスコは、「枢機卿団は、教会の調和と教会の団結を表す交響楽団に似せて呼ばれている」と語った。

「多様性は必要であり、不可欠である。しかし、それぞれの音は共通のデザインに貢献しなければならない」とアルゼンチンのイエズス会士は語った。

外交官、側近、行政官を含む新しい枢機卿の選出は、教会の優先順位と立場を示すものとして注目されている。

彼らのうちの誰かが、いつかフランシスコ氏の後任として同僚によって選出される可能性もある。フランシスコ氏は健康状態が許せば将来辞任する可能性も残している。

土曜日の式典はコンスティオリーとして知られ、フランシスコが2013年に世界13億人のカトリック教徒の首長に任命されて以来9回目となる。

新たに枢機卿に就任した21人のうち18人は80歳未満であり、現時点ではフランシスコの後継者が決まる次の会議で「枢機卿選挙人」として投票する資格がある。

フランシスコは教皇の任期を通じて、より包括的で普遍的な教会の創設を目指し、ヨーロッパだけでなく、アフリカ、アジア、ラテンアメリカの聖職者を教会の最高位に就かせるよう努めてきた。

フランシスコは、最新の枢機卿名簿で、大規模で強力な教区の大司教を昇進させる慣行を打ち破りながら、再び世界の「周縁部」、つまりカトリックが成長している地域に目を向けた。

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