ポルトガル選挙:現職大統領マルセロ・レベロ・デ・ソウザが再選
マルセロ・レベロ・デ・ソウザは選挙日前の世論調査で一貫して首位に立っている-著作権アルマンド・フランカ/AP通信
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39.5%という過去最低の投票率は、有権者が新型コロナウイルス感染症を恐れて投票箱を避けたためとみられる。
ポルトガルの中道右派、マルセロ・レベロ・デ・ソウザ大統領が日曜、パンデミックのせいで記録的な棄権を記録した選挙で再選された。
レベロ・デ・ソウザが確保投票用紙の 60.70 パーセント, 流出を避けるために必要な51パーセントの閾値を楽々とクリアしている。
与党社会党のアナ・ゴメス氏が12.97%で2位となり、極右ポピュリスト政党チェガのアンドレ・ベンチュラ候補をわずか1%ポイント上回った。
39.49%という過去最低の投票率は、有権者がコロナウイルスを恐れて投票箱を避けたためとみられている。ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、ポルトガルは現在、人口10万人当たりの1日当たりの感染者数と死亡者数が世界最悪となっている。
社会党のアントニオ・コスタ首相はレベロ・デ・ソウザ氏の勝利を「温かく」祝福し、最後の5年間の任期の「幸運を祈っている」。
レベロ・デ・ソウザ氏は選挙に向けて世論調査で一貫してリードしていた。 72歳の法学教授でテレビタレントでもあるこの人物は、気さくなスタイルでポルトガル人の間で知られており、60%以上の支持率を維持している。
同氏は中道右派の社会民主党の元党首でもあり、パンデミックへの取り組みを支援するために中道左派の少数派社会党政府と緊密に連携してきた。
ポルトガルの大統領および国家元首の役割には立法権はないが、立法に拒否権を発動することができる。大統領は議会を解散し、恩赦を与えることもできる。
ポルトガル当局は日曜、国民の投票を促すため移動制限を解除した。アントニオ・コスタ首相もツイートで、投票を安全にするために「前例のない計画」が実行されたと激励した。
1,080万人の登録有権者が投票できるように投票所の数が増加する一方、人々は自分のペンと消毒剤を持参することも求められた。マスクは常に着用し、社会的距離を保った。
ポルトガルは土曜日に15,300人以上の新型コロナウイルス感染者を報告し、一日当たりの最多を記録した。さらに270人が死亡した。