によるユーロニュースとAP通信、ロイター通信
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フィリピンは、中国沿岸警備隊の船が軍用レーザーで自国の船を攻撃し、危険なほど接近したとして非難した。
フィリピンは、中国沿岸警備隊の船舶が軍用レーザーで自国の船舶を攻撃し、乗組員の一部を一時的に失明させたとして、主権の「露骨な」侵害であると非難した。
フィリピン沿岸警備隊によると、2月6日にも中国船はフィリピン沿岸警備隊の船に約137メートルの危険な距離を移動したとされる。
当時、フィリピン船は係争中の南シナ海の環礁で軍隊に食料と物資を届けようとしていた。
フィリピン沿岸警備隊は事件後、「我が国軍関係者に食料や物資を届けるためのフィリピン公船を意図的に阻止したことは、フィリピン主権のあからさまな無視であり、明らかな侵害である」と述べた。
中国政府は南シナ海を自国の海だと主張し、他国との衝突コースに置いている。
フィリピンは係争海域における中国の攻撃的な行動に対して、2022年だけで200件近くの外交抗議を行った。
フィリピン沿岸警備隊のアルマンド・バリロ報道官によると、中国沿岸警備隊は事件前にもこの地域で他のフィリピン沿岸警備隊の船舶を阻止しようとしたことはあったが、レーザーを使用したのは今回が初めてだという。
マニラの沿岸警備隊が公開したビデオには、中国沿岸警備隊の船がフィリピン船の進路を横切る様子が映っている。すると中国船は緑色のレーザーのような光を発した。
中国外務省の汪文斌報道官は北京で、フィリピン沿岸警備隊の船舶が2月6日に許可なく同国の海域に侵入したと述べた。
同氏は、中国海警局の船舶は「中国の法律と国際法に従って現場でプロフェッショナルかつ自制的に」対応したと述べた。
王氏はさらに、「我々はフィリピンが南シナ海における中国の領土主権と海洋権益を真摯に尊重し、紛争の拡大と状況の複雑化につながる可能性のあるいかなる行動も回避することを期待する…中国とフィリピンは意思疎通を維持している」と付け加えた。この点に関しては外交ルートを通じて。」