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ニコス・クリストドゥリデスは、民族的に分断されたキプロスを統一することを誓い、地中海の島の新大統領となった。
ニコス・クリストドゥリデス氏は、日曜に行われた同国の大統領選挙で共産主義者支援のキャリア外交官アンドレアス・マヴロイアニス氏を破り、キプロスの新大統領となった。
公式選挙結果によると、開票率100%でクリストドゥリデス氏の得票率は51.9%、決選投票のライバルであるマヴロイアニス氏は48.1%だった。マヴロイアンニス氏は投票集計が完了する前に敗北を認めた。
元外務大臣は、イデオロギーや政党の分裂を避け、民族的に分断されたキプロスを団結させる力として選挙活動を行った。
ニコシアでの就任演説で、49歳の独立系中道派は地中海の島国を団結させたいと語ったが、この課題は半世紀近い交渉の中で政治家が果たせなかった課題である。
「私の最大の懸念は、トルコ占領の終結と祖国の統一だ。行き詰まりを打開し、対話を再開し、キプロス問題を解決するための条件を整えるためにあらゆる努力をする」と次期大統領は述べた。
キプロスは、ギリシャ主導のクーデターに応じてトルコ軍が北部3分の1を占領した1974年以来、分断されている。
ニコス・クリストドゥリデスは、アンカラとトルコ系キプロス人に交渉のテーブルに戻るよう説得することが最優先事項であると繰り返し述べてきた。
「私が思い描くキプロスには、『私たち』も『彼ら』も存在しない。私が思い描くキプロスでは、私はすべてのキプロス人の大統領になる」と彼は誓った。