イランのイスファハーン軍事拠点が無人機攻撃の標的に、テヘランが主張

によるユーロニュースAP

公開日

この記事をシェアする

これとは別に、タブリーズの製油所で火災が発生し、西アゼルバイジャン州では地震により3人が死亡、数百人が負傷したが、いずれも土曜日に当局が発表した。

イスラム共和国を巻き込んだ地域的・国際的な緊張が高まる中、爆弾を積んだドローンが一晩中、中心都市イスファハーンにあるイランの防衛工場を標的にし、同工場に一部の被害が生じたと当局が日曜早朝発表した。

イラン国防省は、イラン北西部で製油所火災が別途発生し、近くでマグニチュード5.9の地震が発生し、3人が死亡したことを受けて、攻撃実行者と思われる人物については情報を提供しなかった。

しかし、世界大国との核合意が崩壊し、中東のライバルとの影の戦争のさなか、テヘランはイスラエルの無人機攻撃の標的にされている。

一方、隣国アゼルバイジャンとの間では、テヘランにある同国の大使館が銃撃者に襲撃され、警備責任者が死亡、2人が負傷したことを受け、依然として緊張が高まっている。

土曜日の現地時間午後11時30分頃に発生したイスファハン攻撃に関する詳細は依然として不足している。国防省の声明によると、同施設では3機のドローンが発射され、そのうち2機が撃墜に成功したという。

3人目はどうやら建物を攻撃し、屋根に「軽度の損傷」を与え、負傷者は出なかったと同省は述べた。

「あれはドローンだったんですよね?」

イラン国営テレビの英語部門であるプレスTVは、ドライバーが聖地コムに行くためのいくつかの交通手段の一つである、イスファハーンから北西に向かう交通量の多いイマーム・ホメイニ高速道路沿いにドローンが衝突した瞬間を映したと思われる携帯電話のビデオを放映した。そしてイランの首都テヘラン。

少人数の群衆が対空砲火に吸い寄せられて集まって立ち尽くし、爆発と火花が暗い建物に落ちるのを眺めていた。

「なんと!あれはドローンでしたね?」撮影中の男性が叫ぶ。 「はい、ドローンでした。」

そこにいた人々はストライキ後に逃走した。

ストライキの映像とその後の映像は、カーペットや電器店が入るショッピングセンターの近くにあるイスファハーン北西部のミヌー通りの現場と一致していた。

イランの都市が外側に広がるにつれ、防衛施設や核施設はますます商業施設や住宅街に囲まれるようになってきている。

一部の場所では、国防省または民兵組織の革命防衛隊のロゴが書かれた看板だけが置かれ、何を生産しているのかが信じられないほど不透明なままだ。

国防省はこのサイトを「作業場」と呼ぶだけで、何を作ったのかについては詳しく述べなかった。

テヘランから約350キロ南にあるイスファハーンには、米国製F-14戦闘機部隊のために建設された大規模な空軍基地と核燃料研究生産センターがある。

この攻撃は、イラン情報省が7月、イスファハーン周辺の機密拠点を標的とする計画を解体したと主張した後に発生した。

10月にイラン国営テレビで放映されたコーナーには、コマラ(イランから亡命し現在イラクに住んでいるクルド人野党)のメンバーとされる人物による自白とされる内容が含まれており、訓練を受けた後にエスファハーンにある軍用航空宇宙施設を標的にする計画を立てていたと述べた。イスラエルのモサド諜報機関によるもの。

活動家らは、イラン国営テレビが過去10年間に何百件もの自白強要を放送してきたと主張している。イスラエル当局者は攻撃についてコメントを控えた。

これとは別に、イラン国営テレビは、北西部の都市タブリーズ近くの工業地帯にある製油所で火災が発生したと伝えた。

火災を消火しようとする消防士の映像が映っていたが、原因はまだ分かっていないという。タブリーズはテヘランの北西約520キロにある。

国営テレビはまた、マグニチュード5.9の地震により西アゼルバイジャン州の農村地域で3人が死亡、816人が負傷し、多くの村で建物が被害を受けたと伝えた。

アクセシビリティのショートカットに移動