スペイン、中国からの乗客に新型コロナウイルス検査を義務付ける

によるAP通信

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欧州連合(EU)加盟27カ国の保健当局者らは木曜日、共通のアプローチを模索する協議を継続すると約束したが、制限を課すことは控えた。

スペイン政府は金曜日、中国から来る航空乗客全員に新型コロナウイルス検査の陰性かワクチン接種の証明を義務付けると発表した。

カロリーナ・ダリアス保健相は記者団に対し、中国での感染者数急増を受けてスペインも欧州レベルで同様の措置を推進すると述べた。同氏は、スペインの空港ではコロナウイルスの健康管理が強化されると述べた。

ダリアス氏は、新たな要件がいつ発効するかについては明らかにしなかった。

イタリアが中国からの航空機乗客にコロナウイルス検査を義務付けると発表したことを受けて、スペインが発表した。欧州連合(EU)加盟27カ国の保健当局者らは木曜日、共通のアプローチを模索する協議を継続すると約束したが、制限を課すことは控えた。

ダリアス氏は、「中国における感染者の推移と、入手可能な情報が乏しいことを考慮すると、新型コロナウイルス感染症の状況を正しく評価することが困難であることについて、国際的にも国内的にも共通の懸念が存在する」と述べた。

ダリアス氏は、中国は1月8日から渡航制限を解除し、海外旅行者が大幅に増加する可能性が高いと指摘した。同氏は、主な懸念は新型コロナウイルスの変異種が出現する可能性であり、迅速に行動することが重要だと述べた。

米国は水曜日、制限を課していた一部のアジア諸国に加え、中国からの旅行者に対する新たな新型コロナウイルス検査要件を発表した。日本は金曜日、中国から到着する乗客に対する検査を義務付け始めた。

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