リズ・トラス氏が英国で6年間で4人目の新首相に就任

公開日更新されました

この記事をシェアする

以下の記事ビデオ埋め込みリンクをコピーして貼り付けます。コピーされました

リズ・トラス氏はバルモラル城で女王に謁見した後、正式に英国首相に任命された。

リズ・トラス氏は、スコットランドのバルモラル城で女王と会談した後、英国の新首相に正式に任命された。

47歳のトラス氏はここ6年余りで4人目の英国首相であり、ロシアのウクライナ侵攻によるガソリン価格の高騰で生活費が高騰し、さらに悪化しているというこの国にとっては微妙な時期に就任した。

昨日、与党保守党のメンバーがスキャンダルに見舞われたボリス・ジョンソン氏の後継者に彼女を党首に選んだことを受けての発表となった。

バッキンガム宮殿は声明で、女王が謁見中に「(トラス氏に)新政権樹立を要請した」と発表した。

宮殿は「トラス夫人は陛下の申し出を受け入れ、首相および初代財務卿に任命される際に手にキスをした」と付け加えた。

エリザベス女王2世は火曜日、何世紀にもわたる伝統に基づいて注意深く演出された儀式の一環として、トラス首相に新政府樹立を正式に要請した後、今度は閣僚を任命しなければならない。それは、女王が同盟国で囲い込むつもりなのか、それとも修復しようとするつもりなのかを示すものとなるジョンソンの後任をめぐる激しい運動の後に橋を架ける。

トラス氏はジョンソン氏の後継者を目指す2カ月間の選挙運動中にエネルギー戦略を明らかにすることを拒否した。しかし英国メディアの報道によると、首相は納税者に最大1000億ポンド(1160億ユーロ)の負担をかけてエネルギー料金に上限を設ける計画を発表するとみられている。この計画は木曜日に発表される予定だ。

保守党党首として、トラス氏は下院で過半数を獲得しているため、総選挙を必要とせずに自動的に首相に就任した。

しかし、英国の成人の0.5%未満に選ばれた首相として、彼女は早急に結果を示さなければならないというプレッシャーにさらされている。

野党・自由民主党党首のエド・デイビー氏はすでに10月の早期選挙を呼びかけている。

トラス氏は現地時間午後1時頃にバルモラル城を出発し、ロンドンに戻り首相の座に就いた。

アクセシビリティのショートカットに移動