によるユーロニュースとAFP
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フランス南部の多くの地域では、夜に雷雨が発生したため、さらなる悪天候に警戒する「オレンジ色」の警報が出ているが、火曜日にはパリが大雨に見舞われた。
水曜日、フランスの多くの地域で雷雨の警報が出ており、同国が数週間続いていた熱波が突然中断された。
南フランスの大部分で激しい嵐と洪水が予想され、地中海の5つの県で2番目に高いレベルの「オレンジ」警報が発令された。
パリは火曜日の夜にすでに激しい嵐に見舞われており、フランスの首都の月間平均降水量の大部分が1時間半で降った。
フランス国立気象局メテオフランスによると、午後7時までに90分間に40ミリ以上の雨が降った。これはほぼ「通常の1か月にかかる合計の70%」に相当すると広報担当者はAFPに語った。
雨が激しく降り注ぎ、首都やその周辺の交通は一時停止した。
パリのいくつかの地下鉄駅は悪天候のため、特にホームに続く階段の一部に雨水が流れ込んだため、入り口を閉鎖した。
メテオ・エクスプレスのサイトによると、エッフェル塔の頂上では時速100キロを超える突風が吹いたという。
パリ地方を襲った嵐の威力にもかかわらず、混乱は比較的少なく、夕方の終わりまでに公共交通機関はほぼ通常通りに戻った。
パリ消防団の報道官は午後9時、「いくつかの地下室が浸水した」ことを除いて首都では「重大な介入」は行われていないと発表した。
水曜日までに、フランスの他の地域からソーシャルメディアに投稿された画像のいくつかは、同様に印象的だった。南西部では激しいひょう嵐が発生し、人々に注意を呼び掛けた。
また、マルセイユとその周辺地域では一夜にして激しい雷雨が発生し、場所によっては時速約150キロメートルの突風が記録された。最も多くの雨量が記録されたのはモンペリエ近郊のプエシャボンで、1時間に97ミリの雨が降った。
水曜日にはまた、北西部のペイ・ド・ラ・ロワール地方からベルギー国境に至るまでフランス北部の広い範囲で雨と雷雨が予想されている。
北東のローヌ渓谷からも雷雨やひょう嵐が予想され、アキテーヌ地域南西部からフランス中部にかけて長期にわたる雨が降る可能性がある。