によるユーロニュースとAFP
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ジェラルド・ダルマナン内務大臣は、今回の判決をフランスの世俗的価値観に対する「勝利」として歓迎した。
フランスの最高行政裁判所は、公共プールでの「ブルキニ」水着の着用を全国的に禁止する判決を支持した。
グルノーブル当局は、通常一部のイスラム教徒女性が信仰を守るために着用する全身水着の禁止に異議を唱えていた。
同市市議会は5月、公共プールでの水着着用許可に関する規則を緩和し、全国的な論争を巻き起こした。
しかし、フランスのコンセイユ・デタは火曜日、ブルキニの許可は「公共サービスの中立性の原則を損なう」と述べた。
グルノーブル市長のエリック・ピオル氏は、プールなどの公共サービスを利用する人は好きな服装をすることが許されるべきだと主張した。
しかし反対派は、この政策は決定や政策の情報提供に宗教を利用してはならないというフランスの中核的な世俗的価値観に違反していると主張した。
コンセイユ・デタの判事らはイゼール県に有利な判決を下し、グルノーブルの新たな水着規制は「宗教上の要求を満たすこと」のみを目的としたものであることを確認した。
「非常に具体的な除外措置は、公共サービスの適切な機能と利用者の平等な扱いに影響を与える可能性が高い」と裁判所は述べた。
フランス内務大臣ジェラルド・ダルマナンツイッターに書いたこの判決は「分離法、世俗主義、そしてそれを超えた共和国全体にとっての勝利」であると述べた。
グルノーブルの地方裁判所は以前、人々が「宗教上の目的でこの規則から自由になれる」べきだと述べ、ブルキニ禁止を支持する判決を下していた。
2016年以来、フランスのいくつかの地元当局は公共の場でのブルキニの着用を違法化しようとしている。
極右指導者のマリーヌ・ルペン氏は水着を「イスラム主義のプロパガンダの服装」と非難し、さらなる規制を求めた。
しかし2019年、北西部レンヌ市当局はひそかにプールの衛生方針を更新し、ブルキニやその他の種類の水着の着用を許可した。