によるユーロニュースとAFP
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フランスのGDPは52年ぶりの高い成長を記録し、2021年には7%回復した。
フランスはパンデミックによる記録的な不況の後、昨年の経済成長率が7%となり、過去50年で最も高い経済成長を記録した。
欧州第2位の経済大国の業績は、同国の統計機関やフランス銀行の予想を上回った。今年前半に厳しい健康上の制限が設けられた後、いくつかのセクターが再開されたことが要因だった。
ブルーノ・ルメール財務大臣は、新型コロナウイルス感染症に関連した「経済危機を払拭」する「驚異的な回復」を称賛した。
同氏は「第4・四半期のフランス経済は2019年の富を超え、危機前の水準を回復した」と述べた。
しかし統計機関INSEEは、GDPは依然「2019年の平均水準を1.6%下回っている」とし、2021年の成長が完全に正常に戻ったわけではないことを示していると述べた。
2021年初めの健康上の制限にもかかわらず、家計消費は今年第4四半期に危機前の水準に戻った。
家計、企業、地方自治体による投資は11.6%回復し、2019年の水準を大きく上回った。
INSEEは、対外貿易は2021年も引き続き回復したが、平均すると輸出入は2019年の平均レベルを下回る「2021年は特に低い水準」にとどまったと述べた。
景気回復は、4月の大統領選挙で2期目の出馬が見込まれているフランスのエマニュエル・マクロン大統領にとって重要な時期に到来している。
フランスは今年、オミクロン亜種による新型コロナウイルス感染症の感染者数が過去最高を記録している。政府は今週、ワクチンパスを課し、新型コロナウイルス感染症に感染した人や回復した人に対する公共生活の大半へのアクセスを制限した。
しかし、危機の最中に特定の分野に追加の制限を設けることには抵抗してきた。