トンガ「火山噴火と津波は「前例のない災害」」

によるユーロニュースAFP

公開日

この記事をシェアする

トンガ政府は土曜日の海底火山噴火を「前例のない災害」と呼び、少なくとも3人が死亡した。

トンガ政府は、先週末の海底火山噴火は「前例のない災害」であり、少なくとも3人が死亡したと発表した。

政府は1月15日の噴火以来初めての声明で、この噴火により最大15メートルの津波が発生し、太平洋諸島のいくつかの島の西海岸を襲ったと発表した。

噴火による被害により、インターネットだけでなく国際通信や国内通信も停止した。

火山の噴火は9,000キロ以上離れたアラスカまで聞こえた。

高さ 30 キロメートルの巨大な煙雲が発生し、灰、ガス、酸性雨が太平洋地域全体に拡散し、その直後に津波が発生しました。

衛星画像は被害の程度を示しており、欧州連合の地球観測計画コペルニクスは、トンガの首都ヌクアロファ近郊の住民の推定50%が影響を受けたと発表した。

国連は、首都が火山灰と粉塵の2センチの層で覆われたと発表した。

ニュージーランドの偵察機が撮影した航空写真では、島の海岸には火山灰の影響で緑から灰色に変色した木々が並んでいる。

オーストラリア陸軍の哨戒機からの映像によると、灰は島の田畑にも降り積もった。

世界保健機関は、トンガの現地に職員を配置し、「国連機関、人道支援パートナー、トンガ政府の間で情報を伝達し、対応を調整する」ことを支援していると述べた。

しかし、もっとひどい状況になっていたかもしれないと言う人もいる。

国際赤十字・赤新月社連盟の太平洋代表団長ケイティ・グリーンウッド氏はAP通信に対し、「あの前例のない爆発で見たものの大きさを考えると、私たちは重大な恐怖を抱いた」と語った。

「幸いなことに、これらの主要な人口密集地では、起こるかもしれないと考えられていたような壊滅的な影響は見られていません。これは非常に良いニュースです。」

アクセシビリティのショートカットに移動