ドイツ、感染者数急増でワクチン接種の義務化を検討

によるロイター

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ベルリン-新政権の一員となる予定のドイツ緑の党の党首は水曜日、感染者数が再び急増する中、ワクチン接種の義務化への支持を表明した。

ロベルト・コッホ感染症研究所の水曜日の統計によると、ドイツでは新たに6万6,884人のコロナウイルス感染者が確認され、ウイルスによる死者はさらに335人となり、死者総数は10万人に近づいた。

社会民主党、緑の党、自由民主党からなる新政権への移行を準備しているアンゲラ・メルケル首相は火曜日、パンデミックについて話し合うためにこれらの政党の指導者を招集した。

緑の党の議会指導者カトリン・ゲーリング=エッカート氏は、継続的なロックダウンと社会的接触の制限はワクチン接種の要求よりも大きな課せられることだと述べた。

当初、特に敏感なグループを保護するために介護施設ではワクチン接種の義務化が必要だったと彼女はドイツファンクラジオに語った。強制ワクチン接種の導入は、警察による強制接種を意味するものではないと付け加えた。

自由民主党はこれまでワクチンの義務化に反対してきた。

シュピーゲル誌の報道によると、保健省は2022年1月1日から介護施設や診療所の従業員にワクチン接種を義務付ける案をまとめた。

ドイツ人はここ数日、ワクチン接種を受けるために何時間も列に並んでおり、ワクチン接種を完了した人口の約68%は西ヨーロッパの平均を下回っている。

火曜日には63万8,109人が予防接種を受け、1日当たりの数字としては7月28日以来最高となったが、その大部分が追加接種だった。

隣国のオーストリアは感染者数の急増を受けて全面的なロックダウンを再発動し、来年にはワクチン接種の義務化を導入すると発表した。

一方、ドイツ政府に助言する独立した専門家団体であるドイツ倫理評議会は、強制ワクチン接種の拒否を再考する可能性があると示唆した。

同副会長のスザンヌ・シュライバー氏はRTLテレビに対し、「数字が上昇しているのがわかるため、われわれは真剣に検討している」と語った。

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