によるユーロニュースとAFP
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顔以外の全身を覆う水着「ブルキニ」は、フランスのいくつかの自治体が、この国の世俗的価値観に反するとして、2016年から禁止している。しかし活動家らは、この禁止措置はイスラム嫌悪に根ざしていると主張している。
フランスでは、グルノーブルのプールで「ブルキニ」を着用したとして数人の女性活動家が罰金を科された。
フランス警察によると、水曜日、女性5人が入浴のために市のプールに入ったため、当局の要請によりプールが撤去された。
グルノーブル市役所は、活動家らがプールへのアクセスを妨害したため撤去され、2か月間施設への立ち入りが禁止されたと発表した。
この事件は、全身水着をめぐるグルノーブル市長エリック・ピオルと政府との間の緊張した議論の後に起こった。
顔以外の全身を覆う水着「ブルキニ」は、フランスのいくつかの自治体が、この国の世俗的価値観に反するとして、2016年から禁止している。しかし活動家らは、この禁止措置はイスラム嫌悪に根ざしていると主張している。
市民連合ツイッターで述べたその活動家のうち7人は「水着を選ぶ権利を要求している。全身を覆うもの、長袖、半袖、あるいはトップレスのものまで」。
同団体は現在の規制は「差別的」だとし、プールへのアクセスを求めて闘い続けることを誓った。
グルノーブル市副市長のアナベル・ブレトン氏は、当局による抗議活動と活動家の排除は「冷静に」「暴力を伴わずに」行われたと述べた。
その後、デモ参加者らは警察から罰金を言い渡された後、グルノーブル市庁舎で迎えられた。
2019年6月には、市民同盟の支援を受けた十数人の女性が「市民的不服従の行為」としてグルノーブルの同じプールで同様の行為を行った。
昨年、同市のピオル市長はフランスのジャン・カステックス首相に宛てた書簡の中で、ブルキニを禁止するかどうかを国家レベルで決定するよう政府に要請していた。