フランスのルペン氏「我々は昔の国民戦線には戻らない」

によるロイター

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パリ - 先月の地方選挙での敗北を受け、党を主流にしすぎているとして批判にさらされているフランスの極右党指導者マリーヌ・ルペン氏は日曜日、方針を変えるつもりはないと述べた。

ルペン氏は南部ペルピニャンでの2日間の党大会の閉会演説で「国民集会(RN)は健全な変化を経験した。(昔ながらの)国民戦線には戻らない」と語った。

日曜日、ルペン氏は先月の選挙で同党が一つの地域でも勝利を収められなかった後、2022年の大統領選出馬に向けた勢いの回復を目指していた国民集会(NR)党首として議会で再選を果たした。

この結果は、反移民で欧州に懐疑的な同党のイメージを和らげて伝統的右派の票を獲得しようとするルペン氏の戦略の成功に疑問を投げかけている。

「過去10年間におけるわれわれの最大の勝利は、ほぼ完全なイデオロギー的勝利だ。それを理解するには、(保守的な)国民党(LR)の言うことを聞くだけでよい」と付け加えた。

2017年の選挙でエマニュエル・マクロン氏に敗れたルペン氏は、来春の3度目の大統領選に立候補する準備を進めている。

彼女の父ジャンマリー・ルペン氏は1972年に国民戦線を設立した。マリーヌ・ルペン氏が2017年の大統領選に向けて国民戦線のイメージを一掃し始めて以来、両者は対立してきた。彼女は2018年に党名を「国民戦線」から「国民集会」に変更した。

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