によるAP通信
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香港、蓋の欠陥を理由にファイザー製ワクチンの使用を停止
香港は水曜日、ファイザー製ワクチンの中国の販売代理店が1ロットのボトルの蓋に欠陥があると市に通報したことを受け、使用を一時停止した。
市政府は、販売代理店の復星ファーマと米国の製薬会社ファイザーとワクチンを開発したドイツの企業ビオンテックがこの問題を調査している間、一時停止は即時行われたと述べた。
声明によると、BioNTechとFosun Pharmaは、この製品が安全でないと信じる理由は見つからなかったという。ただし、予防および安全対策としてワクチン接種は中止される。
欠陥のある蓋はバッチ番号 210102 のワクチンで見つかりました。ワクチンの別のバッチ 210104 も投与されません。
マカオはまた、水曜日、住民は影響を受けるバッチからのファイザーワクチンの接種を受けないと発表した。
BioNTechとFosun Pharmaからのコメントは現時点では得られていない。
ファイザー製ワクチンを投与している香港のすべてのコミュニティセンターはワクチン接種を一時停止しており、すでに水曜日に予約を入れている住民はセンターに行く必要はない、と政府は述べた。
ファイザーのジャブ投与の中止により、現在住民に提供されているワクチンは中国のシノバックワクチンのみとなる。香港在住者に提供されたのはこの2つのワクチンだけだ。
駐在ドイツ人ヤニス・パルサファスさんも、停職処分に先立ってファイザー製注射を受けたグループの一人だった。
スポーツ用品業界で働く32歳のパルサファスさんは、「ワクチン接種停止のニュースが世間に出る前の今朝午前8時半にワクチン接種を受け、帰宅途中にそのニュースを聞いた」と語った。
同氏は「安全性についてはあまり心配していないが、これにより香港でのワクチン接種の選択肢を拒否する人が増えるのではないかと心配している。集団免疫や社会的距離措置の解除に影響を与える可能性がある」と述べた。
水曜日の朝に予約をしていた一部の住民は、午前10時30分ごろ、同市西営盤地区にあるファイザーワクチン接種を実施するコミュニティセンターの外に並んでいたが、ワクチンが投与されないことが明らかになったとき、最終的に彼らはセンターを出た。
火曜日午後8時の時点で、市内では40万3,000人がワクチン接種を受けており、このうちファイザー製ワクチンの初回接種を受けた人は15万2,000人だったのに対し、シノバック製ワクチンの接種を受けた人は25万2,800人だった。