ウクライナの抗議活動:裁判所が汚職防止法を廃止した後、ウクライナで数百人がデモ

によるユーロニュースAFP

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1,000人以上のウクライナ人がキエフの憲法裁判所前で汚職対策無効の決定に反対してデモを行った。

1,000人以上のウクライナ人がキエフの憲法裁判所前で、特定の汚職防止措置を無効とする決定に対して抗議活動を行った。

一部の活動家は発煙弾を建物に投げ込み、敷地内に侵入すると脅したが、警察はデモに介入しなかった。

金曜日には「ウクライナ汚職法廷」や「憲法裁判所の豚とともに出て行け」と書かれたプラカードを掲げた人もいた。

水曜日、同国の憲法裁判所は、数年間施行されてきた汚職防止法が厳しすぎるとの判断で廃止したと発表した。

虚偽の納税申告書を提出した罪で有罪とされた公務員には刑事責任が課されなくなり、それまでは懲役2年の刑が科せられることになる。

一方、この措置により、こうした返品の監視を担当する政府機関の権限も縮小された。

この決定は、約50人の親ロシア派議員による法廷の規模調整の後に下された。

この発表はウクライナ全土で強い抗議を引き起こし、ヴォロディミル・ゼレンスキー大統領はこの決定を「容認できない」「国家安全保障への脅威」と呼んだ。

ゼレンスキーも新しい汚職防止法の草案を作成するよう要求したそして安全保障理事会の緊急会合後に判決の状況を調査することを求めた。

ウクライナの司法は腐敗していることで悪名高いとみなされており、数名の憲法裁判所判事自身が虚偽陳述の疑いで刑事捜査を受けている。

改革が中止されれば、ウクライナが大きく依存している西側の財政援助が停止され、ウクライナ人に対する欧州連合とのビザなし制度も終了する可能性がある。

ゼレンスキー氏は「裁判所のこのような行動は、わが国の内政・外交政策の両面において、マイナスだけでなく、多くの壊滅的な結果をもたらす」と述べた。

「[しかし]街頭がこの問題を勝手に解決し始めることを許してはなりません。」

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