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トルコ最大のクルド人政党、金曜日の警察の一斉捜索で19人が拘束されたことを受け、政府が「厚かましい報復作戦」を行ったと発表
2014年にトルコ全土を席巻した一連の死者を出した暴動の捜査の一環として、十数人のクルド人政治家がトルコで逮捕された。
北東部カルスの都市アイハン・ビルゲン市長も金曜日早朝、7都市にわたる警察の一斉捜索で拘束された者の一人だった。
親クルド人人民民主党(HDP)の著名な議員も拘束された。
当局は、非合法化されたクルディスタン労働者党(PKK)のメンバーを含む合計82件の令状が発行され、これまでに19人が拘束されたと発表した。
HDP共同党首のミタト・サンカール氏は、これはトルコ政府による同党に対する「厚かましい報復作戦」だと述べた。検察が行動を起こすまでになぜ6年もかかったのかはすぐには分からなかった。
欧州委員会の報道官は、トルコでこうした出来事が起きたのは「初めてではない」と述べた。
アナ・ピゾネロ氏はユーロニュースに対し、「EUはすでに反テロ法とその施行について懸念を表明している。
「これらの新たな展開については、EU内でのより正式かつハイレベルの反応を待つ方がよいだろう。」
イスタンブール、アンカラ、その他の都市での抗議活動と衝突で37人が死亡2014年10月上旬シリア国境の町コバニがイスラム国に占領された後。
当時、数千人のクルド人がトルコ政府に対して抗議デモを行い、町がIS戦闘員の手に落ちるのを防ぐことを拒否したトルコ政府の怠慢を非難した。
トルコ政府の首席検察庁は、衝突中に約200の学校が放火され、その他数百の建物、住宅、車両が略奪されたと発表した。
欧州連合、米国、トルコによってテロ組織としてリストされているPKKによる抗議活動の呼びかけを受けて活動を始めたと発表した。
しかし、金曜日朝の暴動に関連して、トルコ議会第3党であるHDPの議員と元議員も拘束された。
トルコ政府はHDPがPKKとの関係を維持していると非難している。
投獄されているHDPの元指導者セラハッティン・デミルタシュとフィゲン・ユクセクダーはすでに暴動で起訴されている。