レバノン爆発で沈没したクルーズ船の船主が「責任者」を告訴

によるユーロニュースとAFP

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国営通信社は、「クルーズ船オリエント・クイーン号の船主である起業家メルヒ・アブー・メルヒ氏は、この壊滅的な爆発の責任者全員を相手に訴訟を起こした」と伝えた。

レバノンの国営通信は金曜日、ベイルートの大規模爆発で沈没したクルーズ船の船主が爆発の「責任者」に対して訴訟を起こしていると報じた。

火曜日、大量の硝酸アンモニウム積荷が発火・爆発し、オリエント・クイーン号の乗組員2名が死亡、7名が負傷した。

国営通信社は、「クルーズ船オリエント・クイーン号の船主である起業家メルヒ・アブー・メルヒ氏は、この壊滅的な爆発の責任者全員を相手に訴訟を起こした」と伝えた。

同庁はまた、この種の訴訟は初めてであり、他の企業からも同様の訴訟を起こされる可能性があると述べた。

この大型クルーズ船は少なくとも300人のゲストを収容でき、カジノも併設されているが、災害発生時は母港に停泊していた。

金曜日の爆発による暫定犠牲者数は154人に増加し、さらに5,000人が負傷した。今も数十人が行方不明と報告されている。

ベイルートの人口の12パーセント以上に当たる約30万人が、爆発による惨状のため自宅に戻ることができなかった。

レバノンの首都で木曜夜に行われた反政府集会ではデモ参加者が警察と衝突するなど、政府に対する怒りが高まっている。

デモ参加者は警官らに石を投げつけ、政治エリートに対する怒りを表明した。

市内の多くの人は、死者を出した爆発の原因は政府の怠慢と汚職にあると感じている。

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