によるユーロニュースとAP
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メルケル首相の後継者であるアネグレット・クランプ=カレンバウアー氏は、チューリンゲン州の地方選挙を巡りCDUが批判されたことを受け、CDU党首の職を辞任すると発表した。
アンゲラ・メルケル首相の後継者に指名されたアンネグレット・クランプ=カレンバウアー氏は、地方選挙の大失敗を受けてドイツキリスト教民主同盟(CDU)党首の職を辞任すると発表した。
イニシャルAKKで知られるクランプカレンバウアー氏は記者会見で、この決定は長い検討の末に下されたものであり、首相にはなりたくないと述べた。
同党は最近、極右政党「ドイツのための選択肢」(AfD)の支援を受けて東部チューリンゲン州の知事を選出したことで激しい批判にさらされた。
クランプカレンバウアー氏はここ数日、極右党に協力しないようベルリンの指導に従わせることができないとして地元のCDU支部に圧力をかけられており、党内の深い亀裂が露呈していた。
選挙後に全国的な抗議が起こり、新知事のトーマス・ケメリッヒ氏は就任からわずか1日で辞任することになった。メルケル首相もこの結果を非難した。
ケンメリヒ氏はAfDと連立を組むつもりはないと述べたが、多くの人々はドイツのホロコースト政策を批判し物議を醸している東部州の極右党指導者ビョルン・ヘッケ氏を懸念していた。
クランプカレンバウアー氏は記者会見で、議会が首相候補を決定するまで党首の職に留まり、党首を続けると述べた。
メルケル首相は、この決定を後悔しているが、それが簡単な決断ではなかったことは想像できると語った。
しかしこの交代は、2021年に選挙が近づき、現首相のメルケル氏が再選は求めないと述べているというCDUにとって困難な時期に行われた。
クランプカレンバウアー氏は、誰が首相候補になるかという未解決の問題はドイツを弱体化させると述べ、党は引き続き強力であるべきだと強調した。彼女の見解では、AfDとの接近は党も弱体化するだろう。
各政党は国家統治連合は維持されると述べたが、社会民主党はクランプカレンバウアー氏の戦術が右翼勢力に危機を生み出す余地を与えたと主張している。